「がんと向き合う職場のために」表紙
インタビュー記事
《がんと向き合う職場のために》の4つの特徴
1. 基本情報
がんの治療に関する基礎知識と、がんに関するありがちな「思い込み」に対する正確な情報を掲載。
2. 実体験のインタビュー集~Case Study~
業種や職種、雇用形態の違う5人の体験者の実例を紹介。
治療内容による勤務形態の変化事例をわかりやすく掲載
治療内容の変化に応じた勤務形態等、人事・労務、産業保健スタッフが治療と就労の両立支援を進めるにあたりすぐに参考にできる情報を掲載。
3. がん罹患者へのアンケート結果と専門家のアドバイス
ピアリングコミュニティ内で実に120問にのぼる就労についてのアンケートを実施。がんに罹患した当事者200人の回答から、両立支援時の対応のヒントとなる設問・回答を抜粋し掲載。
4. 仕事と治療の両立支援 チェックシート
職場で病気を打ち明けられて、動揺してしまう人は多いでしょう。そこで本冊子では、職場の部下等が、がんの告知を受けた場合に、円滑なコミュニケーションを取り適切な対応をするための、上司や人事・産業保健スタッフ向けチェックシートを公開。
対話の目的、留意点、本人に確認すること、伝えることなどが整理されており、両立支援に必要な基本情報をまとめることができます。
《がんと向き合う職場のために》製作の背景
「働き方改革」が政府の重要政策の一つに位置付けられ、少子高齢化、労働者人口の減少に向けた対策は、喫緊の課題です。中でも病気の治療、介護・育児と就労の両立支援は、早急な対応が求められています。
国立がん研究センターの統計によると、日本人が生涯で「がん」になる確率は2人に1人。そして、がん患者の3人に1人は生産年齢での罹患です。特に女性においては、乳がんや子宮頸がんなどの増加もあり、30代~50代の働き盛りでの罹患者が男性に比べて多くなっています。女性の就業者数は、今年3000万人を突破。治療と就労の両立支援を必要としている女性は、今後も増加していくことが予想されます。
いまや、「死の病」ではなく「慢性疾患」としての側面が大きくなったがん。がんになってからの人生も長く続く時代、意欲も能力もある人材が、がんなどの病気で離職することを防ぎ、キャリアを中断させない両立支援をすすめることが、企業の持続可能な発展につながります。
ピアリングは、「がん」になっても、自分らしく生き・働き続けられる社会をつくるため「がんに向き合う人の環境改善プロジェクト」を企業人事担当者等の社会人プロボノメンバーやがんを経験したスタッフが一丸になって進め、本冊子を製作しました。
《がんに向き合う職場のために》の使い方・利用シーン
人事部門、管理職向けの両立支援研修資料として/社員向け啓発資料として/仕事と治療の両立を目指すがん患者さんに
《がんに向き合う職場のために》発行概要
A5判 24ページ オールカラー 価格:100円(税抜)
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